2019年12月に中国の湖北省で初めて新型コロナウィルスが確認され、このウィルスが急速に世界中に拡散・感染が拡大、各国でロックダウンを伴う外出禁止やリモートワーク拡大により、世界的に経済活動が制限され、翌年2月下旬~3月に世界的な株価大暴落を引き起こしました。これが「コロナショック」と呼ばれる出来事です。2014年4月~2021年9月末までの「三井住友・DC外国株式インデックスファンドS」の準価額推移は以下の通りとなりました。

2014年4月~リーマンショックからは完全に回復、上げ下げはあるものの全体としては右肩上がりで2020年2月19日これまでの最高値33,574円を付けました。その後新型コロナウィルスにより急落、2020年3月24日に21,791円まで下がりました。約1か月の間で、約1万2千円下げた事になります(▼35%ダウン)。また当時、この新型コロナウィルスに対抗するワクチン開発には数年かかると話もあり、リーマンショックの再来、また数年間低迷時期が来るのでは?と世の中は戦々恐々となっていました。
私はどうだったかというと、当時保有数量は既に100(万)口を超えていたので、下落した約1か月間で評価損益が約120万円以上吹っ飛び、拠出来の利回りは8%台まで低下しました。ただリーマンショックで1万円前後で購入した数量も多いことから、2万円ちょっとの基準価額があれば、まだまだ評価損益は黒でしたので特に何も対応はしませんでした。寧ろ、当面安く買えて将来また益を出してくれるのでは?と期待さえしました。ただ、ここに落とし穴がありました。その当時、企業型DCは56歳までで、既に56歳を過ぎた私の事業主掛金は1,000円/月の最低額になっていたのです。50歳代研修で企業型DCにマッチング制度がある事を始めて知り急遽マッチングを開始したのですが同額しか自分で拠出できず、結局2.000円/月分しか購入できなかったのです。
ところが、コロナショックが起きた後(アフター)状況は一変します。経済の長期悪化を避けるため、世界的な金融緩和策(ゼロ金利政策)がとられ、またワクチン開発も加速・認証期間の短縮等で早々に提供されることになり、世界経済が好転「コロナバブル」が沸き起こったのです。
2020年3月24日の最安値から徐々に上昇に転じ、2021年1月21日には2020年2月19日つけた最高値を超え35、893円をつけました。つまり、約1年でコロナショック前の水準に戻ったことになります。その後も上昇を続け、2021年4月6日には4万円の大台にのせてきたのです。リーマンショック並みの低迷を覚悟していただけに、ちょっと拍子抜けの感もありましたが、とりあえず上がるのは良い事です。コロナショックで当分安く購入できると期待しながら2,000円/月しか購入できずガッカリしていたものの、低迷期間が最小限に抑えらえた事になり、『禍転じて福となる』でした。
(次回”定年退職時の実績公開”へ続く)

