「異住」とは、今住んでいる場所とは異なる場所でも暮らす、当方作成の造語です。
前回の続きで、異住生活におけるデメリットとその対策を具体的に紹介します。
<メリット>
・都会と地方をTPO (Time, Place, Object)に合わせて選択して生活できる
・自分だけのTPOを確保できる
・新たなTPOを創出できる
<デメリット>
・イニシャルコストがかかる
・両拠点でランニングコストがかかる
・家事力が必要
<イニシャルコストがかかる>
2拠点目のための初期コストが必要になります。
- 購入する場合、物件価格に加え仲介手数料、登記費用、不動産取得税が必要です。
- 場所によっては(山中等)、自動車が必要となります。新規購入であれば、車両代、自動車税や車庫証明も必要になります。
- 必要最低限の家具、家電、寝具、食器類が必要です。
<両拠点でランニングコストがかかる>
- 2拠点目がリゾートマンションであれば、毎月管理費がかかります。付帯設備の充実度に応じ意外と高額になります(最低でも2万円~/月)。自動車があれば、駐車場代も追加になります。
- 2拠点目にも、電気代、ガス代、水道代、通信回線代が毎月かかります。
<家事力が必要>
掃除・洗濯・料理等ができる力が必要です。昔と異なり、男性の方でもこれらをすべて奥さんに任せている方は少ないと思いますが、基本一人なので全て自身で行う必要があります。
さて、上記デメリットの解決策を紹介します。正直、すべてを解決できるわけではないですが、いくつか節約のポイントがあります。
<イニシャルコストがかかる>への対策
購入の場合は、ピンキリですが費用は高くなります。まずは、賃貸か宿舎にする手もありますが、その後長期利用に向け購入するのであれば、賃貸や宿舎の費用自体が追加のイニシャルコストなりますので、個人的には最初から購入が良いと思います。
(購入は各種ポイントがあり、詳細は別途紹介します)
購入の場合、おおまかに一戸建てかマンションかの二択がありますが、マンションをお勧めします。
マンションであれば、駅から徒歩圏の物件も一戸建てよりは比較的見つけやすいと思います。駅から徒歩圏であれば、自動車は必須ではありません。また、駅から遠くても、駅までシャトルバスが運行しているマンションもあります。
温泉地であれば、殆どのマンションでは温泉大浴場を備えており、快適性のみならず、浴室掃除の家事力からも解放してくれます。
レストランが入っているマンションであれば、料理・洗い物の家事力を低減してくれます。
(マンション組合からの補助が出ている場合が多く、近隣飲食店より低価格の場合も多いです。当方が住んでいた熱海マンションでは、夕定食が1,000円前後で食べる事ができました)
その他、ジムやプール等も備えているマンションであれば、新たなTPOの幅が広がります。
また、マンションによっては駐車場料金が無料の所もあり、ラニングコストを低減可能です。
(ただし、駐車場が込み合う場合、将来、駐車場所が固定かつ有料化になるケースもあります)
家具、家電類の購入ですが、別荘等が多いリゾート地であれば、近くにリサイクルショップがある可能性があり、リサイクルショップで中古品を調達する方法があります。リゾート物件を売却する際、家具、家電類を現地処分するケースも多く、比較的高価な家具類が安価で販売されているケースもあります。
近くにリサイクルショップがなければ、ネット通販のリサイクルショップを利用するのも手です。

<両拠点でランニングコストがかかる>への対策
管理費は、部屋の大きさに比例して高くなるのが一般的です。基本一人なので、まずは1DK程度の小さな部屋から始めるのが、家事力(掃除)が必要な場所も少なくて良いかと思います。
光熱費は節約ポイントがいくつかあります。電気使用量が少なければ、基本料金がかからない完全従量制の新電力会社に変更した方が安くなる可能性があります。
もし温泉大浴場があるのであれば、ガスは”契約しない”という方法があります。仮に1か月不在でも、基本料金がかかります。一般的にガスを一番使うのは風呂であり、温泉大浴場があれば必須ではありません(正直、部屋のお風呂は殆ど使いません)。湯をわかしたり等の料理はIHクックヒーターがあれば可能です。
<家事力が必要>への対策
最近の家電を使えば、負担を減らす事が可能です。お掃除ロボットや、食器洗い機、ドラム式洗濯乾燥機等々….ただ、最新家電は、なかなか中古はなく(あっても高額)、新品購入にとなると、イニシャルコストが高くなっていきます。
せっかくの機会なので、ここは家事力をブラッシュアップする事をお勧めします。平均寿命は女性の方が高いですが、コロナ感染等のリスクも残る中、必ずしも順番通りというわけではありません。
万が一、真の一人になった場合に備えておくのも手かと思います。
その他、細かい節約方法は別途紹介します。
