投資成績一番は「投資を忘れた方」の本質論①

2020年にX(旧Twitter)で「成績の良いのは『亡くなった人』」というツイート(下記)が話題になりました。内容としては“ネット証券会社のフィデリティ社が2003年~2013年の顧客パフォーマンスを調査したところ,投資成績のよかった人の属性は1位:「亡くなっている人」、2位:「投資を忘れている人」だった”ということです。

ただ、その後ネット民が調査した結果、1位は「死亡した方」でなく「投資を忘れた方」が本当の様です。とはいえ、元となったフィデリティ社の調査結果自体がみつからず、真相はグレーのままの様です。(経緯はググればでてきます

元々のXでの情報の出所は、国内の投資セミナーです(国内証券会社が、この手のセミナーをよく開催しています)。2013年までの調査との事で丁度リーマンショックも含まれている時期です。Xでの投稿自体は2020年1月18日ですので、丁度コロナによる暴落への危惧が蔓延していた時期です(その後、実際にコロナで大暴落しました)。「投資を忘れた人」や、誤情報だった「亡くなった人」も含め「何もしなかった人です」ですので、「大暴落があっても、結局何もしなかった人の成績が良かった。もしコロナで大暴落しても、そのまま投資続けて大丈夫ですよ」という事をセミナーの主催者は伝えたかったのでしょう。

ところで、「投資を忘れた人の成績が良かった」のは本当でしょうか?
“企業型DC③・50歳代研修”でも説明した通り、リーマンショックの当時、私は「投資を忘れようとした人」で「投資を忘れた人」の属性に近く、リーマンショックで市場が低迷した際、何もしなかった結果が正に好成績につながりました。

私の結果は単にー例であって実際にその属性が多かったのかという統計上の正しさは証明できませんが、この表は私が勤めていた会社のグループ社員を含む全体(母数は10万人に近い)での成績です。結果論ではありますが、市場が低迷時期にアレコレ考えジタバタ動くよりは、ただ黙って長期保有することが全体の中でも好成績の位置につけたのです。暴落時でもドルコスト平均法を信じて、運用を継続する事がやはり大切という事ですね。
以上......と、終わる話では実はない
と思っています。

この話の本質は別の部分だと思っています。
“企業型DC③・50歳代研修”でも説明した通り、全体の半数は目標2.5%が未達で、リーマンショックでより安全資産に変更しています。残り半数は達成しているものの、この表自体が2019年度末までの調査でリーマンショック回復後の状況も含まれているため、目標達成の方でもリーマンショックでより安全資産に変更している方は相当数いると推測できます。
つまり、“投資をした事を忘れない限り”、多くの方(最低でも半数)が、市場が低迷時期にアレコレ考えジタバタ動いて成績を悪くしたという話なのです。

当時の方は、今よりメンタルが弱かっただけでしょうか?それとも、ドルコスト平均法を知らなかったのでしょうか?
私は、当時ドルコスト平均法も知らなければ、メンタルも弱かったです。メンタルが弱すぎて、現実逃避から「投資した事を忘れよう」としましたが、実はリーマンショックが起こった当初2年間半近くはアレコレ考えジタバタしようとしました。当時の実体験踏まえ、暴落時に皆さん何故ジタバタしたかを次回考察してきたいと思います(つづく)。

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