企業型DC①・商品選択と加入

~ 悪銭みにつかず ~

私が企業型DCへ加入したのは2007年4月です。私が加入したというより、会社が従来の企業型DB(私が勤めていた会社の年金制度詳細はこちらを参照ください)の積立金の一部を企業型DCに移行したので、半強制的に加入させられたというのが実態です。日本で企業型DC制度が始まったのが2001年ですので、少々遅れての開始です。私が勤めていた会社は典型的な日本企業でもあり、従業員に運用を任せる新たな年金制度に抵抗感があったのかもしれません。ただ、周りの企業が採用しだし、ようやう重い腰をあげたのだと思います(翌2008年にリーマンショックが起こり、ある意味間が悪いタイミングの開始です)

加入開始の数か月前に会社で説明会が実施されました。説明会の内容としては、制度の概要と、商品選び、運用方法等です。制度の概要は、企業型DCの一般的な特徴で所得税控除があること、利益に対し無課税である事、60歳以降受取可能で、その際には控除の優遇制度がある・・・という事だったと記憶しています。商品選びは、特に具体的な個別の商品の話ではなく、大枠として「債権型」「パッシブ型」「アクティブ型」「バランス型」「元本保証型」があり、それぞれの特徴(メリット、デメリット)の説明、そして商品選びの肝?は「如何にリスクを分散させるか」であり、今では当たり前の複利効果やドルコスト平均法とかの投資手法(※1)の話は一切ありませんでした(理解できなく記憶が飛んだのかもしれません)。運用方法に関しても、リスクを分散させることが主で、定期的に運用実績を確認し、必要に応じ数量の変更や商品を変更、自分で変更が難しいと思うのであればバランス型をお勧め・・といった程度の話だったと思います。
※1:各商品タイプや投資手法の話は後日勉強しましたので、別コラムで詳しく説明します。
   企業型DC自体の説明はググれば色々でてきますので、本プログでは割愛します。

会社としては、今までの企業年金の代わりでもあり、多くのリターンより、安定した“そこそこ”のリターンを取ることを念頭に、このような説明になったのだと思います。今までの企業年金の利回りは2.5%であり、2.5%以上の利回りが企業型DCでの運用目標という話でした。今からすると、物価の上昇率や老後2,000万円問題等を鑑みると、2.5%以上の目標は如何にも心もとない数字と感じますね。この程度の説明の最後に、今回加入する企業型DCで扱う商品一覧(各商品概要やリターン実績、信託報酬料等)を渡され、期限までに商品選び、それぞれの購入比率を決めろという指示でした。

さて、後日商品選びを検討しましたが、正直商品概要を見ても、“????”の状況で(これ、今でも“???”で、“?”が一つ減った程度です)、さっぱりわからず。2007年当時は、今のような投資信託のインターネット情報はほとんどなく、本屋を探しても企業型DC制度の説明書はあっても具体的な商品選びの情報は殆ど記載がなく(あっても会社の説明会と同程度)、どう商品を組み合わせればリスクが低減できるかの答えは出ず、結局「バランス型」を選ぶしかないかと思いつつも・・・「どうせ掛金は会社負担(※2)の”あぶく銭”、だったら一番リスクが高いものにつぎこんでも構わないのでは?」という事で、最終的に・・
 「三井住友・DC外国株式インデックスファンドS:比率100%」に決定しました。
これに決定した理由は・・・
・リストの中で一番リターンが高かった(=一番リスク高いが、きっと当たれば凄い)
・信託報酬料が比較的安かった(長期積立を鑑みると、安い方がきっと良い)
という、結局欲深い基準での選択です。
(商品の中身は“????”でした・・・ハイ。全世界の株式に投資するとかで、有能なファンドマネージメント??のチームが運用しているとか・・)
※2:掛金は会社負担と思っていたのですが実態は異なる事を後でしりました(詳細は別途)。

この安易の決定が、その直後に発生したリーマンショックという、悲惨で苦悩した数年間へつながります。”あぶく銭”と思って選んだ商品ですが、やはり『悪銭身に付かず』をその後体感したのです。続きは次回にて..

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